トイレの水が止まらないとき|10分の色水テストで漏水箇所を絞る

トイレの水音が止まらなくても、すぐに部品を買う必要はありません。タンクから便器へ漏れているのか、給水が止まらず管へあふれているのかを先に見分けます。タンクに手が届く機種なら、米EPAの色水テストが役立ちます。

手順をひと目で
  1. タンクに色素を入れる
  2. 流さず10分待つ
  3. 便器内の色を確認
  4. 弁とあふれ管を分けて点検
トイレタンクの弁から色水が便器へ流れる経路を示す断面図
図は弁から漏れる経路の一例です。色が出た場合も、オーバーフロー管への流れを別に確認します。

流さず10分待つ

タンクのふたを安全な場所に置き、食用色素を数滴、または専用の着色剤をタンクの水に入れます。水を流さず10分待ち、便器内の水に色が現れるか見ます。色が出たらタンクから便器へ水が漏れています。着色を防ぐため、確認後はすぐ流します。

色が出ればタンクの水が便器へ移動していますが、通り道までは特定できません。オーバーフロー管へ水が流れていないかも確認します。密閉面の汚れや、鎖が張り過ぎて弁を持ち上げていないかを確認します。交換品は便器の型番に合うものを選びます。

色の結果とは別にオーバーフロー管を確認

タンク内のオーバーフロー管へ常に水が流れていないか見ます。流れていれば給水弁や水位の問題が考えられます。指定水位と調整方法は機種の説明書に従い、直らなければ設備業者に相談します。

床や壁が濡れている場合は別の漏水です。可能なら止水栓を閉め、早めに管理者や業者へ連絡します。壁内タンクやセンサー式など、タンクに触れられない機種にはこの方法を当てはめません。

具体例

夜に時々給水音がする一方、床は乾いているとします。10分後に色が出て、オーバーフロー管への流れがなければ弁と鎖を確認します。管へ水が流れる場合は色の有無に関係なく、給水弁と水位を確認します。型番の写真があれば部品相談も進めやすくなります。

よくある質問

色が出なければ漏れはない?

いいえ。管へのあふれやタンク外の漏れは別に確認します。

洗剤で代用できる?

色が分かる食用色素か専用着色剤を使い、試験後すぐ流します。

賃貸でも自分で直すべき?

契約と管理規則に従い、結果を記録して管理者へ連絡します。

確認した公式資料

一般的な情報です。個別の状況や製品・機関の指示を優先してください。