冷蔵庫のドアが閉まりきらなくても、すぐにパッキンを買う必要はありません。食品の容器が棚から出ている、引き出しが奥まで入っていない、パッキンに汚れが付いているなど、先に確かめられる原因があります。

閉めるときに当たる? それとも閉めた後に開く?
| 症状 | 最初に見る場所 | 次の行動 |
|---|---|---|
| 途中で何かに当たる | 食品、棚、引き出し、ドアポケット | 出っ張りをなくして入れ直す |
| 一角だけ少し開く | パッキンの汚れ、水分、浮き | 拭いて乾かし、装着状態を確認 |
| ゴムが裂けたり変形したりしている | 型番と適合部品 | メーカーに交換部品を相談 |
| 閉まったが冷えが弱い | 庫内の実測温度とエラー表示 | 温度計で確認し必要なら修理相談 |
これは観察の順序であって故障診断ではありません。LGのサポート資料も、棚の詰めすぎ、引き出しやドアポケットの位置、パッキンの汚れ・損傷を挙げています。複数扉の機種では、別の扉が一瞬動いても再び密閉すれば、隙間が残る状態とは違います。
先に食品と引き出しを動かす
扉を大きく開け、各棚の手前の線を見ます。容器や包装が少しでも扉の通り道に出ていれば奥へ移します。大きなボトルがドアポケットでぶつかっていないかも確認します。掃除後に問題が始まったなら、引き出しのレールへの入れ直しが役立ちます。ゆっくり閉めて、最初に当たる位置を見つけてください。
障害物がなくても一角に隙間が残れば、パッキンの四辺を見ます。ぬるま湯で湿らせた柔らかい布で汚れを拭き、乾かします。刃物で削ったり、強い熱を当てたりしないでください。浮きは機種の説明書に従い、裂け目は適合部品を確認します。
紙を挟むテストと食品の温度
紙を扉と本体に挟んで引くと、清掃前後や位置ごとの感触を比べられます。ただし合否を決める精密試験ではありません。紙が軽く抜けても、障害物や扉の位置が原因かもしれません。
食品が温かいなら設定表示だけでなく温度計で庫内を測ります。米国USDAは冷蔵庫を40°F(約4.4°C)以下に保ち、実温度を確認するよう勧めます。食品の安全性は温度と経過時間・品目によって判断し、においや味だけには頼らないでください。扉を直しても、すでに温まった食品の問題は取り消せません。
出典確認:2026年9月28日。実機の修理記録ではありません。部品は型番ごとに確認してください。