収納ケースが何個入るか調べるには、引き出しの実際に使える内寸と、ケースの最も外側まで含めた外寸を比べます。幅を割るだけでは、広がった縁や出っ張り、持ち上げて取り出す余裕を見落とします。ケースの向きを変えた場合も計算しましょう。
三つの寸法を分けて考える
| 寸法 | 確認する目的 |
|---|---|
| 引き出しの有効内寸 | 使える空間を知る |
| ケースの最大外寸 | 縁も含めて収まるか確かめる |
| ケースの有効内寸 | 入れたい物がケース内に収まるか確かめる |
例として、韓国市場向けの仕様を見てみましょう。IKEAのNOJIG収納ケース、商品番号804.681.07は幅20cm、奥行25cm、高さ10cmと表示されています。底の内側の幅・奥行きは記載されていないため、この数値だけでは長さ25cmの物が中に入るか分かりません。IKEA韓国:NOJIG 804.681.07の寸法
中身がぎりぎり入りそうなら内寸を問い合わせてください。この製品は寸法表の読み方の例であり、下の架空の配置例に使ったケースではありません。購入時に仕様を使う前に、地域ごとの正確な商品番号と選択仕様を確認しましょう。
引き出しの手前・中央・奥を測る
引き出し前面の外幅と内幅は別です。ケースを置く高さで幅と奥行きを測ります。高さは、引き出しを閉めた状態で使える空間を測り、ケースや中身が上の構造に当たらないようにします。
ケースを置く高さに、ねじの頭、内部のレール、傾いた側板などの障害物がないか見ます。奥が手前より狭ければ、ケースの置かれる範囲で最も狭い寸法を使います。
次を記録しましょう。
- 使える内幅W。
- 使える内奥行きD。
- 閉めた状態で使える高さH。
- 左右・手前・奥に残す余白。
- 隣り合うケース間のすき間。
単位は統一します。すべてmmで書くとcmとの混同を避けられます。11cmと110mmは同じ長さです。例のすき間がどの引き出しにも合うわけではありません。小さな測定誤差を見込み、必要な方法でケースを取り出せる余裕を残してください。
横に4個並ぶはずが3個になる理由
以下は架空の寸法で、実際の引き出しや製品の測定値ではありません。
| 項目 | 仮定した寸法 |
|---|---|
| 引き出しの有効内寸 | 幅456mm × 奥行376mm × 高さ72mm |
| ケース1個の最大外寸 | 幅110mm × 奥行180mm × 高さ60mm |
| 引き出しの四辺それぞれに残す余白 | 10 mm |
| ケース間のすき間 | 4 mm |
単純に456 ÷ 110と割ると、横に4個入りそうです。ケース間3か所と左右の余白を加えると、
4 × 110 + 3 × 4 + 20 = 472 mm
引き出しの幅456mmを超えるので、この条件では4個は入りません。3個なら、330 + 8 + 20 = 358 mmとなり、幅の範囲内です。
次に、手前から奥へ2列入るかを計算します。
2 × 180 + 4 + 20 = 384 mm
奥行376mmを超えます。この向きでは、横3個 × 奥行方向1列 = 3個です。一方向だけ収まっても十分ではありません。
90度回すと同じケースが6個入る
全ケースを90度回し、180mmの辺を引き出しの横方向にします。外周の余白とケース間のすき間は変えません。
- 横2個:
2 × 180 + 4 + 20 = 384 mm - 奥行方向3列:
3 × 110 + 2 × 4 + 20 = 358 mm
どちらも引き出しの寸法内に収まります。この向きでは、横2個 × 奥行方向3列 = 6個入ります。計算済みの外周の余白とは別に、幅方向に72mm、奥行方向に18mmが残ります。
異なる大きさを組み合わせたり、一部だけ向きを変えたりすれば、さらに入る場合があります。同じ向きでそろえた2通りの配置を比べるのは、簡単な出発点です。
同じ長方形のケースを同じ向き・等間隔で並べる場合は、次の式を使えます。
横の個数 = max(0, floor[(W − E + g) ÷ (w + g)])
Wは引き出しの幅、Eは左右の余白の合計、gはケース間のすき間、wはケースの最大幅です。floorは整数への切り捨て、max(0, …)は個数が負になるのを防ぐ操作です。幅には正の値を、すき間と余白には0以上の値を使います。必要な左右の余白だけでWを超える場合、その配置はできません。
奥行方向にも同じ計算をします。最大外寸には、出っ張った取っ手や縁も含めてください。

底に収まっても引き出しが閉まらないことがある
例のケースは高さ60mm、使える高さは72mmです。中身が縁より上に出るなら、その高さも確かめます。ふた付きの箱は、実際に使う位置にふたと取っ手を付けた状態で測ってください。
丸い角や上部の広い縁は、紙の長方形と形が異なります。布製ケースは中身を入れると変形する場合があるので、空の寸法だけで判断しないでください。
注文前に紙の配置図や手持ちの似た空き箱で試してみましょう。紙で分かるのは底面の占有範囲です。高さと縁の形は別途確認が必要です。ぎりぎりなら、まとめ売りをいくつも注文するより、実物1個を確かめるほうが役立つ場合があります。
少ないほうが使いやすいこともある
計算上6個入っても、中身を3種類に分けたいだけなら6個は不要です。長い道具には小箱を増やすより、空けた部分や仕切り板が合うかもしれません。毎日使う物を取るために別の容器を持ち上げるなら、配置を見直しましょう。
何を引き出しに入れるか決まっていない場合は、収納用品を買う前の整理から始めてください。この計算は、残す物と必要な区分を決めた後の段階です。
注文前には、有効内寸、最大外寸、高さ、すき間、向きを確認しましょう。少し空間が余ってもかまいません。大切なのは、出し入れしやすいことです。
出典確認日:2026年9月8日。韓国語の記事をもとに、AIが下書きと翻訳を支援しました。配置例の寸法は架空で、メーカー寸法表の読み方は別の製品例として示しています。実際の引き出しとケースの適合試験ではありません。